国際結婚と聞くと、ハーフの子への質問と同じように「英語ペラペラなんでしょ?」と言われることが多く、それなりに話せるのに相手の期待通りにはペラペラじゃないことにこちらが、なぜか罪悪感を感じる、といった不思議なやり取りを毎度経験します。
世界、といっても「英語」の国ばかりじゃないし、外国人といっても「欧米系」ばかりではありません。
そして、仕事というと翻訳・通訳できてあたりまえ、のイメージもある気がします。国際結婚をして、相手の国に住んでいる方々なら、常に環境的にも英語や現地の言葉に触れる機会が多いので、実際にそのような仕事についている方も多いかと思います。
だんなさんがしっかりした会社のビジネスマンだったり、女性のほうも国際会議にも参加できるようなもともとのスキル・キャリアがある方でなければ、おそらく通訳・翻訳を勉強しなおしたりするよりも、一般の会社で働いた方が効率的なことが多いと思います。
以前にも書いたように、女性の側が、大黒柱にならざるを得ない家庭環境ならなおさら。
「翻訳を仕事にする」がどの程度を示すか、人によって違うと思います。
ボランティアではなく、1円でも発生したら仕事だと思う。
翻訳・通訳一本で年収○○万円
副業でやる
専門性を持てたら
など、それぞれのイメージや、これができたらプロの仕事として「翻訳が仕事です」と言えるという段階は人それぞれだと思うのです。
私ももっと専門性を持てないと、自分で「翻訳家」です。とは名乗れない。もっと極めたいという思いがあります。
が、自分の実体験として、典型的な欧米系国際結婚と違うことで、1円でも発生するところまで行くのにどうしたか、シングル、持病があったり、こどもが小さい、介護がある、など国際結婚したことがあるかどうか、関係なく参考にはなるのもしれない、と思い、自分の今後の道筋を考える意味でも整理してみることにしました。
50項目を立ててみました。
今回はその1ということで、概要のみですが、あえて「できること」というわくでまとめると、
できること 1
「英語環境にいなかったので自分はなれないと思わないこと」
という感じでしょうか。