パニック障害といっても、いろいろと原因はあると思います。
・家族関係が起因するもの
・筋膜のゆがみの影響
・セロトニン等、内分泌系の問題
・自律神経の問題
・トラウマ、過労
原因も治療法もはっきりとわかっているものではありません。
考え方を変えたり、行動療法で改善したり、人それぞれだと思います。
いろいろ大変だ、といいながら、なぜパニック障害に国際結婚を勧めるのか、それなりの理由があるのです。
離婚してわかった未練。それは愛情ではなく…。
若いころから、体調はいつも悪かったのですが、パニックの調子が悪かったのは、上京前と、別居後(離婚前、地元とシェルター滞在)。
ビザの件を強引に押そうとしない私を、知り合いや家族は未練があるからだ、と思っていたようです。
まだまだ、だまされているんだ、と。
・・・確かに、迷っていました。
怖かったからです。離れるのが。
好きだから。。。ではなく!
また、パニックに不安になる日々が増えるのではないか、ということが、です。
トラブルばかりの結婚生活、なぜかパニックが少ない。
という発見を、結婚生活中にしていたのです。
おいおい書いていきますが、休む暇もなく、トラブル。
大黒柱として働き過ぎの時期もあり、次々問題も出てくる。
なのに、パニックが少ない。ショックなことや困ったこともたくさんあるのに、です。
結婚前のある時、もと配偶者が、日本での仕事がうまくいかなくて、もう国に帰る、とチケットまで取ったことがあります。
そこで私は言いました。
「帰らないで(by 英語)!」
「why?」【元配偶者】
当然、このシチュエーションで期待されている言葉は、because I love you! だと思うのですが、私が言ってしまったのは、
「I don’t know.」
ロマンティックのかけらもないですよね。
離婚して、数年たってわかるのは、「行かないで」の理由は二つあったのだと思います。
・子供と出会うための、元配偶者との出会いであったから。(これは後に感じたこと。そう決まっていたのだろう、と)
・一緒にいるとパニックが出にくいから。
日本人の「~べき」の呪縛
なぜ、トラブルたくさんなのに、精神的には安定するのか。
そこには、日本人社会の「頑張る」「努力」「完璧」といったものから、離れた環境でいられる、ということが大きかったのではないか、と感じています。
もう小さいころからしみついている 「~べき」という概念。
「~したい」というwantが何かすら自分でわからなくなる。
これは私だけではないと思います。日本社会がもう社会全体で取り巻くような感覚。
物質的なトラブルはたくさんあるのに、
「人間らしくいられる」。
「~べき」を忘れられる。
パニックを含めた心療内科系の症状は、すごくこういった点が重要な気がします。
専門家ではないですが、経験から言えることは、「日本と違う概念、常識、人生観」を持つ人とかかわる国際結婚は、
トラブルは怖くないが、呪縛から逃げ出したい思いが強い人にとってはおすすめと言えるのではないかと思うわけです。
日本人の「~べき」なんて、他の国にいったら、「人生楽しもうよ(^^♪」と笑われた。
そんなふうに気持ちを軽くしてくれるのが、自宅であるなら、とても心の健康に役立つ。だから、結婚生活中は、改善していたのかなと思っています。
※あくまで個人的経験からの見解ですw